「なんでそう思ったの?」って、つい聞いちゃう。

カフェで向かい合って座る二人の女性のイラスト。メガネをかけた女性が「なんでそう思ったの?」と興味深そうに尋ね、もう一人の女性は「えっ…」と少し戸惑った表情をしている。やわらかい手描き風のタッチで、「つい、聞いちゃう。」という文字が添えられている。 感覚・認識・観察

人と話してて、つい聞いちゃう言葉がある。

「それって…なんでそう思ったの?」

相手が、なにげなく言ったひとことに対して。
「最近これにハマってて」とか、
「あれ、いいよね」とか。

そういう、ふつうの会話の流れで。

なんでそれにハマったんだろう。
どこが刺さったんだろう。
その奥に、何があるんだろう。

頭の中で、ひとつの言葉から、
その人がどういうふうになってるのか、感覚を知りたくなる感じ。

で、気がついたら、口に出してる。

「ねえ、それ、なんでそう思ったの?」

……で、だいたい、相手は困る。

「えっ、なんでって…なんとなく…?」
「うーん、うまく言えないけど…」

みたいな顔をされる。
ちょっと、あせらせてしまう。

あれ、毎回ちょっと申し訳ないんだけど。
でも、つい、聞いてしまうんだよ。

ここで、ひとつ言っておきたいことがあって。

私、別に、問い詰めてるわけじゃないの。

「ちゃんと理由を言え」とか、
「根拠は?」とか、
そういう、詰めてる感じじゃ、全然なくて。

ただ、その人の頭の中が、
どうなってるのかを、見たいだけなんだよね。

この人は、何を見て、どう感じて、
どういう順番で、そこにたどり着いたんだろう。
その、中の動きが、知りたい。

なんでそんなに知りたいのか、
自分でも考えてみたんだけど。

たぶん私、派生してバラバラだったものが、
「あ、これとこれ、繋がってる?」ってなる時が、
多分好きなんだと思う。

人の話を聞いてても、それを探してる。
この人のこの感覚は、どこから来てるんだろう、って。
点と点が、繋がるところを、見たい。

でも、最近わかってきたのは。

みんながみんな、
自分の中を、そんなふうに見てるわけじゃない、ってこと。

多くの人は、「なんとなく」。
なんとなく好き。なんとなく、そう思った。
それで、ちゃんと足りてる。
理由とか必要ないのよ。

だから、私が「なんで?」って聞くと、
考えたこともない場所を、急に掘らされる感じになる。
そりゃ、困るわ。

で、最近もうひとつ、気になってることがあって。

これ、聞かれた人は、どう思ってるんだろう、って。

自分のこと掘ってもらえて、うれしい人もいれば、
「なんでそんな突っかかってくるんだヨォ…?」って思う人も、
いると思うw

たぶん、ここなんだよな。

話が合う・合わないって、
こういうとこで、分かれていくのかも。

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