自分の好きな声質
好きなのは、低音が深くて落ち着いているのに、ちょっとだけ突き抜け感のある声。
硬さがありつつ、ちゃんと温度もある。
冷たすぎず、柔らかすぎない──そんな声質に惹かれる。
そしてまさに、それを持っているのがサカナクション・山口一郎さんの声だ。
音楽を聴くとき、私の入口はいつも“声”
私はどうも歌を“声”で聴く。
歌詞よりも先に、声質が気になるタイプ。
歌のうまさとか、高音がどれだけ出るかじゃなくて──声そのものの材質感に惹かれる。
聴いていると、不思議と「木」を思い出す。
一郎さんの声を“木”にたとえると
サカナクション・山口一郎さんの声は、まさにその「木の声質」。
- ウォルナット=重厚で深みのある声質

若い頃の声と今の声は、もちろん違う。
でも私には、こう聴こえる。
若い頃の声は“ウォルナットの若木”。
少しだけ軽くて、硬質さが勝っている。
けれど、その奥に“深みに変容していく芽”をちゃんと感じさせる声。
ほんとうに、年輪を重ねた木そのもの。
自分とのつながり
気づいたんだけど、好きな声質って“自分が安心する場所”に似ている。
木の家具や自然の風景に触れると落ち着くのと同じで、声にも材質感がある。
だから一郎さんの声を聴くと、ウォルナットの深みを感じる心地よさに包まれる。
まとめ
特に根拠があるわけじゃなく、これは私の感覚。
でも「声を木で表す」って意外としっくりくる。
→ 私にとって一郎さんの声は、まぎれもなく“木の声質”なのです。