〜突然のお別れと、残してくれたもの〜
朝は元気だったのに——
ほんの数時間で、シャドウが動かなくなっていました。
水草に引っかかって、じっとしている姿を見たとき、最初は「寝てるのかな」と思ったけど…そうじゃなかった。
信じられなかった。
本当に突然のことで、
「私、何か見落としてた?」って、気づけなかった自分を責めてしまった。
小さな体で、精一杯生きてた
最近は2〜3日に1回くらい卵を産んでいたから、
「この子はそういうペースなのかな」と思ってた。
体も小さかったし、ムーンの方は毎日産んでいたから、なおさらそう感じてた。
実は、最初はムーンが亡くなったのかと思った。
でも、よく見ると…小さな体の方、シャドウだった。
たった20日、でもたくさんのものをくれた
卵も、癒しも、観察する楽しみも。
大人になってから、初めてのペット。
世話はまだまだ手探りで、フィルターや水槽のことを調べたり、迷ったり、選んだり。
もっと一緒にいたかった。
でも、
この子はきっと「身をもって教えてくれた」のだと思う。

これから守るために、できることを
亡くなったシャドウに白い点はなかった。
たぶん白点病じゃなくて、寄生虫だったのかもしれない。
もちろん、断定はできないけれど——
何が正解かわからない中で、ひとつずつ学んでいくしかない。
そんな時間も、なんだか楽しかった。
だから、今日も観察しながらできることをしていく。
ありがとう、シャドウ
たくさん産んでくれてありがとう。
たった20日だったけど、本当に頑張ったね。
あなたがいてくれたから、私はめだかと向き合うきっかけをもらえたよ。
シャドウはきれいな葉っぱで包んで、
うちの庭に埋葬しました。

本当にありがとう。